大黒弘慈(だいこく・こうじ)
1964年香川県生まれ。東京大学経済学部卒業。同大学院経済学研究科博士課程修了。東京大学経済学部助手、龍谷大学経済学部助教授などを経て、現在、京都大学大学院人間・環境学研究科教授。専門は経済理論、経済学史。著書に、『貨幣と信用――純粋資本主義批判』(東京大学出版会、2000年)、『模倣と権力の経済学――貨幣の価値を変えよ〈思想史篇〉』(岩波書店、2015年)、『マルクスと贋金づくりたち――貨幣の価値を変えよ〈理論篇〉』(岩波書店、2016年)などがある。