新保祐司(しんぽ・ゆうじ)
1953年宮城県生まれ。東京大学文学部仏文科卒業。主な著書に、『内村鑑三』(1990年、文春学藝ライブラリー、2017年)『日本思想史骨』(1994年)『正統の垂直線―透谷・鑑三・近代』(1997年)『信時潔』(2005年)〔以上、構想社〕、『島木健作 義に飢ゑ渇く者』(リブロポート、1990年)、『フリードリヒ 崇高のアリア』(角川学芸出版、2008年)、『シベリウスと宣長』(港の人、2014年)、『異形の明治』(2014年)、『「海道東征」への道』(2016年)、『明治の光 内村鑑三』(2017年)、『義のアウトサイダー』(2018年)、『ベートーヴェン 一曲一生』(2020年)〔以上、藤原書店〕などがある。2007年正論新風賞、2017年正論大賞。