森 一郎(もり・いちろう)
1962年埼玉県生まれ。東京大学大学院人文科学研究科博士課程中退。東京大学文学部助手、東京女子大学文理学部教授などを経て、現在、東北大学大学院情報科学研究科教授。専攻は、現代における哲学の可能性。著書に、『死と誕生』(和辻哲郎文化賞)、『死を超えるもの』、『世代問題の再燃』、『現代の危機と哲学』、『ハイデガーと哲学の可能性』。訳書に、アーレント『活動的生』(日本翻訳文化賞)、ニーチェ『愉しい学問』、ハイデガー『技術とは何だろうか』ほか。