分野を横断しながら、多様な「問い」に向き合い、混沌の時代を「ひらく」。
第3号は全国の書店ほか、各ネットストアにて6月15日発売予定です。


【目次】
巻頭言 佐伯啓思
塩田千春 魂の深淵を覗く
〈巻頭特別対談〉塩田千春×佐伯啓思 あるのかないのかわからないようなもの
特集❶新・経済学批判
〈論考〉佐伯啓思「資本主義の暴走」と「経済学の責任」
〈対談〉堂目卓生×佐伯啓思 歴史と現在 経済学の展望
〈論考〉松原隆一郎 日本経済を覆う「不安」と経済思想の二つの流れ/広井良典 有限性の経済学に向けて/柴山桂太 ケインズの文明社会論 モラルサイエンス私論/清水 習 現代経済学のイデオロギー・クリティーク/
特集❷仏教と日本人
〈対談〉佐々木 閑×佐伯啓思 仏教の多相とその現代的意義
〈論考〉末木文美士 中世仏教への視座/賴住光子 道元の思想と表現
〈特別対談〉森田真生×佐伯啓思 数学の「汲み尽くせなさ」
〈特別対談〉先崎彰容×與那覇 潤 「成熟なき喪失」の時代 批評の復権にむけて
〈論考〉古田 亮 平福穗庵 秋田発──日本画創成/長谷川三千子 道元を読む㊂ 拈華微笑/西平 直 稽古と修養 日本におけるself-cultivation/荒川洋治 刊行された本を読む人びと/先崎彰容 本居宣長の世紀㊂
〈中篇評論〉澤村修治 有為のねぶり
〈論考〉寺下滝郎 「極東の将来」を見通した西欧の哲学者ラフカディオ・ハーン
〈書評〉藤本龍児 『アメリカの恩寵 宗教は社会をいかに分かち、結びつけるのか』
〈コラム〉芦澤泰偉 松澤宥と究極の本『ψの函』/赤津孝夫 火のはじまり


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