【巻頭言】佐伯啓思|「ひらく⑩」巻頭言より抜粋
巻頭言(終刊の辞) 本誌はこの第10号をもって終刊としたい。年に2回、5年間の刊行であった
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巻頭言(終刊の辞) 本誌はこの第10号をもって終刊としたい。年に2回、5年間の刊行であった
ロシア・ウクライナ戦争の背後には一種の宗教戦争が隠されている、などというと失笑を買うだけ
久しぶりに大きな書店に行ってみると、入口近くに、「民主主義」に関する書物がずらりと並んでい
2022年2月に始まったロシアによる突然のウクライナ侵略は、「コロナ後」への移行を模索しつ
日本近代をどう捉えるか 佐伯 今日のテーマは「日本の近代」という大きな構えです。お話し相手
お利口さんの図式的思考 松岡 もともと先崎さん、何からですか、丸山とかその辺から? 先崎
佐伯 今日は大きく二つのことをお聞かせいただければと思っています。一つは数学とは何かという
『コンビニ人間』をめぐって 先崎 今回お呼びした與那覇潤さんは周知のとおり、三冊目の著書だ
鎌倉時代後期の絵巻『豊明絵草子』。作中の詞書には『とはずがたり』によく似た箇所がいくつか
回想……1970年代 少し個人的な回想から始めたい。私が大学院生として経済学を研究してい