しなやかに、自在に──。
時代を切りひらく思想誌「ひらく」第5号は6月15日発売を予定しております。


【目次】
巻頭言 佐伯啓思
福田美蘭 古田亮=解説 イメージの変奏
特集❶「アメリカ」とは何か?
〈特別対談〉古矢旬×佐伯啓思 藤本龍児=司会
森本あんり 宣誓と詐欺/会田弘継 よみがえる「美しき敗者たち」/渡辺将人 アメリカのエスニック「部族主義」/井上弘貴 1619年と1776年/三牧聖子 アメリカは「例外国家」であり続けるか/内田由紀子 心理学から見た「WEIRDなアメリカ」
〈特別企画〉古田亮 欧米を魅了した花鳥画 渡辺省亭
特集❷コロナ後の人生哲学
〈特別対談〉村田沙耶香×佐伯啓思 ウイルスとしての人間
松岡正剛 ウイルスと資本主義/佐伯啓思 コロナ後の死生観/猪木武徳 改めて痛感したこと/中村桂子 コロナ後を考える/斎藤幸平 ポストコロナとシステム・チェンジ/與那覇 潤 コロナ禍 酔いどれ天使/丸山俊一 二つの世界の狭間に/梨木香歩 「コヴィッド-19人」として/末木文美士 コロナ・パンデミックから近代を問い直す
〈論考〉
長谷川三千子 道元を読む(五)/西平 直 「わきまえる」ということ/佐野 宏 無常の美/亀山隆彦 海を越える密教の思想/広井良典 「無」と時間/吉岡 洋 美学のアップデート その(2)/田島正樹 現代芸術の存在証明/先崎彰容 本居宣長の世紀 五/荒川洋治 深い森のなかのしるし/澤村修治 花蔭の宿/寺下滝郎 レッセフェールからの脱却
〈書評〉杉谷和哉 『ナショナリズムの美徳とリベラリズムの失敗』
〈コラム〉
芦澤泰偉 本好きへの装幀噺(五)/赤津孝夫 自転車礼賛


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