しなやかに、自在に──。
時代を切りひらく思想誌「ひらく」第4号が発売されました。


【目次】
巻頭言 佐伯啓思
〈ART〉岡村桂三郎 解説=古田亮 描くことの本源へ
〈巻頭論文〉佐伯啓思 新型コロナウイルスに翻弄される現代文明
特集❶日本精神の根源
〈特別対談〉先崎彰容×松岡正剛 日本の近代あるいは喪失の時空
佐伯啓思 「日本的自然観」についての覚え書き/佐藤弘夫 祖霊は山に棲むか 「日本人と神」再考/西村明 記憶とたましい
特集❷レオ・シュトラウスとは何者か
石崎嘉彦 レオ・シュトラウス「政治哲学」から何を学ぶべきか?/納富信留 古代哲学をどう読むか/近藤和貴 歴史家と歴史を超えるもの/ネイサン・タルコフ 金澤洋隆=訳 『自然権と歴史』における正しい生き方としての哲学/金澤洋隆 レオ・シュトラウスが現代文明に問いかけること
〈論考〉
森一郎 コロナ禍はどこまで危険なのか/末木文美士 大伝統から中伝統へ/長谷川三千子 道元を読む(四)/西平直 養生/広井良典 無の人類史・序説/吉岡洋 美学のアップデートその1/柴山桂太 ケインズの文明社会論②/先崎彰容 本居宣長の世紀[四]/荒川洋治 文章という文明/岸本葉子 花のうしろに/古田亮 渡辺華山/澤村修治 巡遊伶人の記/寺下滝郎 ジョン・グレイの〈新型コロナ危機〉論
〈書評〉
藤本龍児 『グローバル時代のアメリカ』古矢 旬=著/澤村修治 『近代の虚妄』佐伯啓思=著 『文学は実学である』荒川洋治=著
〈コラム〉
西田幾太郎 遺墨「無」/芦澤泰偉 本好きへの装幀噺/赤津孝夫 「サバイバル」という言葉


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